インプラント治療では、あごや歯の状態から他の治療法を組み合わせておこなう場合もあります。
インプラント体を埋め込む部分の骨量が少ない場合では、FGG(歯周形成手術)やGBR(骨造成術)で骨量を増やしてしっかりとインプラント体を支えられるようにしなければいけません。
また、身体への負担、痛みや手術への恐怖心を軽減するための切らない治療・フラップレスでは、糖尿病などの全身疾患の方でもインプラント治療を可能にしています。
インプラント治療や歯周病治療の一環としておこなわれている外科手術です。
歯やインプラント体の周囲をしっかりと固めるため、上顎の裏側の歯ぐきなどから角化歯肉を採取して移植します。
自分の角化歯肉を使うので拒否反応などの心配がなく、時間がかかりますが自己再生能力の高さで馴染んでいきます。
ただ、自由診療になるためクリニックによって費用が異なり、色味の違いなど審美面で劣ることがあります。
骨造成術は、重度の歯周病や入れ歯などで骨が痩せてしまった、抜歯や脱落をそのままにして骨の形成がされなかったなど、インプラント体を支える骨量が不足している場合におこなわれる治療法です。
骨を生成するので、骨量が少ない方でもインプラント治療を可能にします。
ただ、外科手術となるので治療期間は長くなり、傷口が落ち着くまでのケアが必須。喫煙者や全身疾患がある方は治療が難しいなど、誰もができる治療ではありません。
切開しないでおこなうインプラント治療の一つ。
歯肉をメスで切開してインプラント体を埋め込むのではなく、小さな穴をあけてそこから埋め込む方法です。
術後の腫れや出血が少ないので体に優しく、治療回数は少なく短期間、高血圧症や糖尿病などの全身疾患がある方でもできます。また、痛みや手術への恐怖心も抑えられるなど、精神面でもメリットがあります。
ただ、事前シミュレーションで綿密に調べ、手術時に不確定要素がみつかると切開術に切り替わることもあります。
インプラントの治療方法では、1回法と2回法があります。大きく異なる点は、外科的手術を行う回数。1回法では切開手術を1回行うのに対し、2回法で切開手術を行ってから1度傷口を縫い合わせ、安静期間を経て2回目の切開手術を行います。
いわき市内にあるインプラント対応歯科23院の中から、インプラントのニーズとして 特に高い「専門医の治療をうけたい」「他院修正をしたい」「少しでも費用を抑えたい」の3つのニーズに応えられるクリニック3院を確認してみましょう。
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【選定基準】2022年8月調査時点でGoogleで「いわき市 インプラント」の検索結果に公式サイトが表示される27院のうち、日本口腔インプラント学会所属の医師が在籍し、骨造成治療に対応、インプラント費用が明記されている3院。 それぞれの特徴は下記です。
●いがり歯科医院…いわき市内の歯科クリニックで、日本口腔インプラント学会認定 口腔インプラント専門医、日本歯周病学会認定 歯周病専門医の資格を保有している医師が常時在籍。
●城東歯科クリニック…日本口腔インプラント学会に所属しており、公式HPで難治療事例を紹介。他院修正に対応できるように先端設備(マイクロスコープ、歯科用CT、セレックプライムスキャン、レーザー)を完備していると明記している。
●かどすみ歯科矯正…日本口腔インプラント学会 専門医。静脈内鎮静法に対応。