失った歯の代わりを作る治療には、インプラント以外に差し歯・入れ歯・ブリッジなどの方法があります。治療内容、メリット・デメリットと異なる事から迷われる方も少なくありません。
それぞれの違いを知ることはもちろん、歯の状態やライフスタイルなどを考慮した上で検討するのがいいでしょう。
インプラントと差し歯は似ていますが、構造や治療方法が大きく異なります。
インプラントは歯周病や虫歯などで歯を失ってしまった歯の代わりに、人工歯根(インプラント)とセラミックなどの上部構造で補う治療法ですが、差し歯は虫歯などで神経を失ってしまった歯の上に土台をかぶせるものとなります。
つまり歯の根元(歯根)の有無が大きく異なり、歯根がない場合は差し歯の治療はできません。 インプラント治療は基本的に自由診療ですが、差し歯の治療では公的医療保険の適用される素材もあり、セラミックなどの自由診療と選ぶことができます。
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インプラントでは人工歯根を顎の骨の埋め込み、人工歯を装着することで歯の機能を回復させますが、入れ歯は人工歯根不要で失った歯の部分に取り外しできる義歯をはめて使用します。
インプラントも入れ歯も定期的にメンテナンスを受ける必要がありますが、毎日のお手入れとしてインプラントは取り外す必要がありません。
入れ歯は外したり付けたりといった手間がかかりますが、インプラントではそうした手間は一切なし。歯科医院で定期的にメンテナンスを受けることで長く使えます。
インプラント治療では失った歯の代わりに人工の歯根と土台を埋め込みますが、ブリッジでは失った歯の両サイドにある歯を利用したかぶせ物を作る治療となります。
隣にある歯を削って土台としてかぶせ物を作り、間に欠損部分のダミーの歯を作ります。ダミーの歯をかぶせ物で挟むようにくっ付いた形で、入れ歯のように取り外しはしません。
インプラントでは外科手術が必要ですが、ブリッジ治療では歯を削るだけで歯肉の切開などの血が出る処置はありません。また、インプラントとは異なり、ブリッジは保険が適用されます。
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【選定基準】2022年8月調査時点でGoogleで「いわき市 インプラント」の検索結果に公式サイトが表示される27院のうち、日本口腔インプラント学会所属の医師が在籍し、骨造成治療に対応、インプラント費用が明記されている3院。 それぞれの特徴は下記です。
●いがり歯科医院…いわき市内の歯科クリニックで、日本口腔インプラント学会認定 口腔インプラント専門医、日本歯周病学会認定 歯周病専門医の資格を保有している医師が常時在籍。
●城東歯科クリニック…日本口腔インプラント学会に所属しており、公式HPで難治療事例を紹介。他院修正に対応できるように先端設備(マイクロスコープ、歯科用CT、セレックプライムスキャン、レーザー)を完備していると明記している。
●かどすみ歯科矯正…日本口腔インプラント学会 専門医。静脈内鎮静法に対応。