インプラント治療にかかる期間は、治療内容によって変わってきます。
特に口腔内に問題がなくても数か月はかかるもので、歯や骨に問題がある場合は1年近くかかることもあります。
インプラント治療でよく行われている治療法ではどれくらいかかるのか、事前に確認しておくといいでしょう。
インプラント治療では、検査やシミュレーション、手術、術後のアフターケアと何段階ものプロセスを踏んで進めていきますので、短くても3か月ほど、長いと1年近くの時間を必要とします。 治療期間に差が出るのは、口腔内の健康状態、歯や骨の状態によって左右されるからです。
顎の骨がしっかりしていて歯茎が健康な方の場合では、すぐに埋入手術が受けられますし、術後の骨とインプラント体も結合しやすいです。
ところが、歯周病や骨量が少ない方では、埋入手術前に歯周病治療や造骨手術をおこなうなどの治療が加わり、骨との結合も時間がかかりやすい傾向にあります。そのため、トータルでの治療期間が長くなります。
【目的から選ぶ】
いわき市でおすすめの
歯科クリニック3院はこちら
埋入手術には1回で終わらせる1回法と、2回に分けておこなう2回法とあります。どちらを選択するかは、口腔内の状況をみて医師が判断し提案しています。
アパットメントの装着処置を省いた1回法では、顎の骨がしっかりした方で細菌感染リスクが低い方を対象としています。通院期間も1日~2週間と短いです。
土台を安定させるための定着期間を設ける2回法では、通院期間は3~7か月と長くなります。
GBR(骨誘導再生)は、インプラントを埋入した際に、薄い骨の部分に骨補填剤を入れて人口エンプレンで覆って骨の再生を誘導する治療法。
骨移植やサイナスリフト、ソケットリフトなどに比べると少し期間が短くなります。通院期間は3~6か月ほどです。
インプラントの術前診査で付着歯肉幅が不足していると判断された場合、遊離歯肉移植術(FGG)を埋入手術前におこないます。
治療期間は大体3ヵ月で、手術は40分から1時間ほど。
手術の翌日には消毒、1週間後にはクリーニング経過観察、2週間後に抜糸、そして術後クリーニングと、術後にアフターケアの為の通院が数回あります。処置がすんで2ヵ月ぐらい様子をみてから、埋入手術をおこないます。
いわき市でインプラント治療を行っているクリニックの口コミをみる
【選定基準】2022年8月調査時点でGoogleで「いわき市 インプラント」の検索結果に公式サイトが表示される27院のうち、日本口腔インプラント学会所属の医師が在籍し、骨造成治療に対応、インプラント費用が明記されている3院。 それぞれの特徴は下記です。
●いがり歯科医院…いわき市内の歯科クリニックで、日本口腔インプラント学会認定 口腔インプラント専門医、日本歯周病学会認定 歯周病専門医の資格を保有している医師が常時在籍。
●城東歯科クリニック…日本口腔インプラント学会に所属しており、公式HPで難治療事例を紹介。他院修正に対応できるように先端設備(マイクロスコープ、歯科用CT、セレックプライムスキャン、レーザー)を完備していると明記している。
●かどすみ歯科矯正…日本口腔インプラント学会 専門医。静脈内鎮静法に対応。