インプラントは前歯、奥歯を問わずに手術できますが、実は前歯のインプラント治療は奥歯に比べて難しいとされています。前歯のインプラント治療が難しい理由の一つはあごの骨が薄いことです。そのほかにも、治療費が高額である点や見た目が悪くなる恐れがある点なども関係しています。
ここでは前歯のインプラント治療が難しい理由や前歯をインプラント治療するメリット・デメリットを解説するため、インプラント治療を検討している方はぜひ参考にしてください。
前歯のインプラント治療は奥歯の治療と比べて難易度が高く、高度な外科手術の知識が必要になります。さらにあごの骨が薄いもしくは足りない場合には、骨を作る手術「GBR」や「スプリットクレスト」などを別途行う必要も出てきます。このことから、前歯のインプラント治療は費用が高額になりやすいのです。
前歯の骨は薄くて痩せやすく、歯茎が下がり、埋め込んだインプラント体の一部が露出してしまう恐れがあります。歯茎から金属色が見えるだけでも見た目が悪くなってしまい、インプラント体やアバットメントがむき出しになるとさらに審美性に問題が出てしまうのです。見た目が悪くなると歯を見せて笑いにくくなるため、歯茎下がりが起きないようなケアが必要になります。
前歯のインプラント治療が難しい大きな理由として、あごの骨が薄いことが挙げられます。顎の骨が薄いために、インプラントを埋入するのみでは骨の厚みが不足する恐れがあるのです。骨が薄い場合には、それを補うために骨再生治療を行う必要があります。
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前歯をインプラント治療すると、しっかり噛めるようになります。また入れ歯やブリッジとは異なり、インプラントは失った部分にのみ人工歯根を埋め込む治療方法です。残っている歯を傷つけたり傷めたりする心配がないメリットがあります。
前歯はあごの骨が薄いため、インプラント埋入後に骨の破壊吸収が進むと、インプラントの接合部が露出する可能性があります。笑ったときに上前歯の歯肉が露出するリップラインの高い人は、前歯のインプラントにあまり向かないとされます。またインプラントは定期的なメンテナンスが必要となるのもデメリットです。
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【選定基準】2022年8月調査時点でGoogleで「いわき市 インプラント」の検索結果に公式サイトが表示される27院のうち、日本口腔インプラント学会所属の医師が在籍し、骨造成治療に対応、インプラント費用が明記されている3院。 それぞれの特徴は下記です。
●いがり歯科医院…いわき市内の歯科クリニックで、日本口腔インプラント学会認定 口腔インプラント専門医、日本歯周病学会認定 歯周病専門医の資格を保有している医師が常時在籍。
●城東歯科クリニック…日本口腔インプラント学会に所属しており、公式HPで難治療事例を紹介。他院修正に対応できるように先端設備(マイクロスコープ、歯科用CT、セレックプライムスキャン、レーザー)を完備していると明記している。
●かどすみ歯科矯正…日本口腔インプラント学会 専門医。静脈内鎮静法に対応。